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米陸軍、KDH社製新型ボディアーマーを調達

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米陸軍はKDHディフェンス・システムズ社製の新型ボディアーマー及び付属品の調達を開始した。同社はノース・カリフォルニア州に拠点があり、10年前から米軍にボディアーマーを納入している。

今回の予算規模は4000万ドル以上で、同社のモジュラー・スカラブル・ベスト(MSV)及び下腹部プロテクター(BPP)を調達する。

陸軍は2016年に頭部や腹部などを防護する将来装備「ソルジャー・プロテクション・システム(SPS)」の構成品としてMSVを紹介している。MSVは重さ11ポンド(Mサイズ)で、胸部及び脇腹に防弾プレートを装着すると約25ポンド。これは現行のIOTVベストよりも5ポンドの軽量化となる。

下腹部プロテクター(BPP)はMSVの付属品であり、9mm弾及び砲弾等の破片から股間及び上肢を防護する。その形はちょうど大きめのショートパンツを履いたような外観をしており、以前に設計された「プロテクティブ・アンダー(オーバー)・ガーメント」からデザインが変更されている。

今回の発注分は2020年までに納入される予定。