イラク軍施設にロケット攻撃 米軍コントラクターが死亡
*アメリカがイラクの武装組織に対し空爆を実施しました。ロケット攻撃により死傷者が出たことへの報復とのことですが、まずはロケット攻撃の記事から→
アメリカ当局によると、金曜日にイラク北部でロケット弾攻撃によりアメリカ軍のコントラクター1名が死亡、米軍とイラク軍の兵士数名が負傷した。
ロケット弾約30発による攻撃はキルクークに近いイラク軍の施設に対して行われたもので、少数のアメリカ軍関係者も駐屯していた。
負傷者の数や傷の程度は明らかにされていない。当局が匿名を条件に語ったところでは、最近数ヶ月間にこうした攻撃は何度か発生しており、米当局は背後にイランの支援があるとしている。
アメリカが主導する、イラク及びシリアにおける対IS有志連合軍の報道官マイルス・カジン大佐は、攻撃に関する捜査と対応はイラクの治安部隊が主に行うと述べた。
イラク国内は10月1日の死者450名以上を出した反対集会以来混乱に陥っている。イラク治安部隊はデモ隊に対して催涙ガス弾だけでなく実弾を発射、450人以上の多数の死者を出した。反政府運動の結果、先月末にはアデル・アブドゥル・マディ首相が辞任に追い込まれた。