ラスベガス乱射犯に弾薬を売った男、罪を認める
2017年にアメリカ・ラスベガスで58人が射殺された銃乱射事件の犯人に弾薬を売った男が弾薬の無許可製造及び販売の罪を認めた。アリゾナ州に住むダグラス・ヘイグ被告は、必要な許可を受けずに弾薬を製造していたが、ラスベガスの事件で犯人のステファン・パドックの宿泊していた部屋に残された徹甲弾弾頭付きの弾薬からヘイグ被告の指紋が検出されたことから警察が捜査していた。
ヘイグ被告はラスベガスの事件の1週間前に曳光弾720発を犯人の男に譲り渡したと自供している。また無許可で徹甲弾弾頭付きの弾薬を製造したことも認めた。
検察当局によるとヘイグ被告は自宅に工場を構えて特殊な軍用弾薬を製造、ウェブサイトに広告を出して各地のガン・ショーで販売していたという。
判決は来年2月19日に下されるが、最高5年の懲役と25万ドルの罰金が科されることになるという。