親子で空挺降下! 第82空挺師団パラシュート降下訓練
この日、一人のアメリカ陸軍曹長が軍隊生活のハイライトと言える体験をした。入隊した自分の息子と一緒に空挺降下することが実現したのだ。
マイケル・マブリー陸軍曹長は今年1月、第82空挺師団の降下訓練において、息子である18歳のウィリアムとC-17グローブマスターに搭乗、フォート・ブラッグ駐屯地のDZ(降下地点)”Sicily”に無事降下した。
曹長にとってこれが116回目のジャンプであったが、息子のウィリアム上等兵は6回の降下回数があるものの、82空挺師団でのジャンプは初めてであった。
同じ82空挺師団に勤務している間、息子のウィリアムはたまに父親を隊内で見かけることはあるが、規律を守り親子の振る舞いは控えているという。父親のマイケルは、息子に対しては上官ではなく父親でありたいと思っているが、息子のために自らが得た軍隊での経験は教えてやりたいと話していた。