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殺害された米兵は陸軍兵士 アフガニスタン

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土曜日にアフガニスタン治安部隊隊員の寝返りによって殺害された米軍兵士は、新設された治安部隊支援旅団(SFAB)所属の伍長であることがわかった。
米陸軍当局は日曜日、カリフォルニア州出身のジョセフ・マシェル伍長20歳がアフガニスタン治安部隊隊員の寝返りによって殺害されたと発表した。負傷した2名については不明のまま。
マシェル伍長はジョージア州フォートべニング駐屯の第3師団第3歩兵連隊第1大隊所属で、第1治安部隊支援旅団として2月からアフガニスタンに派遣されていた。ブロンズ・スター、パープル・ハートなどを受章しているという。
大隊長デヴィット大佐は「伍長は優秀な隊員であり、チームメートに愛され、献身的に任務を遂行した。悲しみにくれるご家族やご友人にお悔やみを申し上げる。」と弔辞を発表した。



陸軍は地球上のあらゆる地域で軍事援助・顧問任務や相手国軍隊の教育訓練を行うことを目的として、2年前から治安部隊支援旅団(SFAB)を編成し、準備と訓練を実施してきた。今年の初めには第1治安部隊支援旅団がアフガニスタンに初めて派遣されている。事件の数日前には、国防総省が同旅団の任務が成果を挙げているとの報告書を発表したばかりであった。
マシェル伍長が殺害された状況については伏せられており、詳細は不明。2008年以来、アフガン治安部隊の兵士が米軍兵士を攻撃する事件は毎年発生しているが、死亡に至った事件としては今年初めて。