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ロシア機が米軍機を追跡、シリア上空で

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ロシア軍はアメリカの戦闘機の動きを注意深く観察している。米軍の戦闘機の後を追跡し、その戦術行動を盗み取ろうとしているのだ。
ロシア空軍がシリアの空域に展開し始めたのは、アメリカ主導の有志連合がISISを撃退するためにシリアに介入してからであり、アメリカの戦闘機の監視がロシア空軍の主要な任務の一つであることがうかがわれる。
「ロシアにとってシリアの空域は、我々がどのように作戦行動をとるのか知るには絶好の場所だ。」と米空軍の高官は言う。
「シリアではロシア空軍がたくさんの精密誘導爆弾を使用し始めていることを確認している。それも18~24時間くらいの長時間のフライトを繰り返している」「これは彼らが我々の戦術を学んだからだ」
米軍はロシア軍の意図を察知し、このままISISを追いつめて戦場が狭くなっていくと、ロシア軍から妨害を受けたり、最悪の場合は交戦になりかねないと想定している。
先月、米空軍のステルス戦闘機F-22ラプター2機が、ロシア空軍のSu-25から妨害行為を受けている。ロシア機は進路を妨害したり、フレアを発射したり、異常接近を繰り返したりした。
アメリカのやり方を真似しているということではないであろうが、ロシアがこれほど多くの精密誘導爆弾を投下したのは、今までになかったことだ。実戦を利用した訓練ともとれる。ロシア空軍は全軍のパイロットの85%を交代でシリア作戦に投入しているという。米空軍の高官は「彼らが我々から学んだことがあるとすれば、それは『訓練は訓練にしか過ぎず、敵に直面する実戦とは全く異なるものである』ということだろう。だからこそロシア軍はできるだけ多くのパイロットに実戦経験を積ませようとしているに違いない」
米空軍の情報部門によると、ロシア軍はシリアの実戦テストで得た成果をもとに巡航ミサイルや長時間フライトを伴う作戦の改善研究をしているという。