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バンプストックの展示なし ラスベガスSHOTShow

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世界有数のガンショーであるSHOTShow2018がラスベガスで開催された。会場は昨年の10月に観客58名が射殺された乱射事件があったコンサート会場から数マイルの場所。事件で犯人が銃に装着して話題となった「バンプストック」を製造販売しているSlideFire社は今回の出展を全て中止した

これに対して多くの人が困惑を隠せないようだ。

テキサス州で設立されたSlideFire社は発射の反動を利用してセミ・オートマチック銃の発射速度を速くする装置「バンプストック」のオフィシャル・メーカーを名乗っている。ラスベガスの乱射事件の犯人ステファン・パドックが所持していた23丁の銃のうち12丁にSlideFire社のバンプストックが装着されていた。
事件を受けて全米ライフル協会(NRA)はバンプストックに対する規制強化を支持するという、異例の方針を打ち出した。
「NRAはセミ・オートマチック銃をフル・オートマティック銃のようにする装置は規制するべきだと信じている」との声明を発表し、「危険度を増す世界の中で、NRAはこれからも合衆国憲法に保障された、アメリカ市民が自衛のために武装する自由を守るという使命に邁進していく」と述べた。

現在、米アルコール・タバコ・火器取締局(ATF)は、マシンガン規制にバンプストックを加えるかどうか検討中である。