テキサス州の教会で乱射 26人死亡

日曜日、アメリカ・テキサス州の教会で、武装した男が侵入し銃を乱射、集まっていた信者26人が死亡、24人が負傷した。犯人の男は車で逃走したがクラッシュし死亡した。犯人とみられる男はデヴィン・パトリック・ケリー、26才。アサルトライフル型の銃で武装し防弾ベストや黒のタクティカルギアを装着していた。ケリー容疑者は午前11時20分、第一バプティスト教会に侵入し、集まっていた信者に向けて銃を乱射した。

ケリー容疑者は以前空軍に在籍していたが、妻と子供を暴行した罪で不名誉除隊処分になっていた。空軍には2010年入隊、補給部隊に勤務していたという。2012年、妻と子供に暴力を加えた軍刑法218条違反の罪で軍法会議にかけられた結果、「不名誉除隊、禁固12ヶ月、ペイグレードE-1へ降格」の判決を受けた。

ケリー容疑者は除隊後ニューメキシコに住んでいたが妻と離婚。実家はテキサス州ニューブラウンフェルにあり裕福な家庭に育ったという。2014年にはテキサスに戻り再婚していた。