NYトラック暴走はテロ攻撃と断定 犯人を起訴

米連邦検察は、ニューヨークでトラックを暴走させて8人を殺害したウズベキスタン移民の男をテロ攻撃を実施したとして起訴した。起訴されたサイホフ被告は逮捕時に警官に撃たれて入院しているが、病室にISの旗を掲げるよう要求し、「自分は正しいことをした」と話していたという。
サイホフ被告は車椅子で入廷し、連邦検察は被告に死刑を求刑した。サイホフ被告は手錠と足枷をされたまま、権利の読み上げに対して頷いていた。裁判所からは被告の保釈を認めない決定がなされた。トランプ大統領はツイッターを更新、「サイホフを死刑にするべきだ。」とつぶやいた。さらにサイホフは「敵性戦闘員」であるとして

グアンタナモ基地の収容所へ収監すべきとも主張している。
検察によるとサイホフは携帯電話を2つ持っており、一方には90本の動画と3800枚の画像が入っていた。そのほとんどはISIS関係のもので、捕虜を斬首、銃殺したり、戦車で轢き殺す内容のものも含まれていた。遺留品のノートも見つかっており、中には「イスラムの祈りは永遠なり」といった自らの信仰について書き込まれていた。「永遠なり」というフレーズはISがよく使う表現であるという。