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アフガニスタンで戦死の2名はグリンベレー隊員とEOD(爆弾処理班)隊員と判明

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国防総省は、アフガニスタン北部で戦死した2名の身元について発表した。

死亡したのはオハイオ州ランカスター出身で29歳のジョセフ・P・コレット特技兵とコロラド州コルテス出身で33歳のウィル・D・リンゼイ1等軍曹。2名はクンドゥーズ州において戦闘中に負傷した怪我が悪化したため死亡した。戦闘の詳細については発表されておらず、当局は「調査中」としている。

コレット特技兵はコロラド州フォート・カーソンの第71爆発物処理(EOD)群第242武器大隊の所属。発表によるとコレット特技兵は2010年に陸軍入隊、2012年から爆発物処理特技者として同部隊に配属されていた。アフガニスタンへは昨年12月から派遣されており、パープル・ハート(名誉負傷章)を受章していた。

リンゼイ1等軍曹は同じくフォート・カーソンの第10特殊部隊群(空挺)第2大隊所属。2004年に特殊部隊員となり、2006年から現在の部隊に配属され、これまでにイラクへ5回と対麻薬作戦の支援のためタジキスタンへ1回派遣されており、ブロンズ・スター(青銅星勲章)5個とパープル・ハートを受章。自由降下ジャンプマスター章及びマスター・パラシューティスト章を保持する特技者でもあった。

今年はアフガニスタン戦争開始から18年が経過し、「不朽の自由作戦」の戦闘任務が終了してすでに4年となるが、アフガニスタンにおける戦闘で死亡したアメリカ軍人はコレット特技兵とリンゼイ1等軍曹の戦死により、合計4名となった。