ロシアの原子力推進巡航ミサイル「ブレスヴェニク」がテストに成功
ロシアの原子力推進巡航ミサイル「ブレヴェスニク」に搭載する原子力推進装置の性能試験が成功した。16日、同ミサイルの開発関係者が語った。
「『ブレヴェスニク』巡航ミサイルの開発で最も重要な原子力推進装置のテストを今年の1月に行い、成功を収めた。」
この試験により、「原子力推進装置は想定通りの性能を発揮した。このミサイルは有効射程が無限大であるということだ。」
これについて未だ当局からの発表はなされていない。
2018年3月、ロシアのウラジミール・プーチン大統領は航空機や潜水艦から発射できる、コンパクトで強力な原子力推進装置の開発に着手したことを公表した。
この巡航ミサイルが完成すれば、レーダーに捕捉されない低空で飛行し、核弾頭搭載可能、有効射程は無限大かつ飛行軌道も予測不能、非常に高い敵防空網突破能力を持ち、通常の防空システムでは撃破不可能という巡航ミサイルが実現する。