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米国、軍事的対応も辞さない構え ロシアのミサイル配備で

アメリカは、ロシアがINF条約を遵守しない姿勢を示していることに対して、軍事的な対応も視野に検討を開始した。ドナルド・トランプ大統領が声明で明らかにした。
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声明でトランプ大統領は、

「明日から合衆国はINF条約に定められた義務の履行を中止し、INF条約からの離脱に取り掛かる。ロシアが条約違反のミサイル、発射機、その他装備品のすべてを廃棄し、条約を遵守しなければ、アメリカは6ヶ月以内に条約を離脱する。NATOの同盟国も我が国を完全に支持している。ロシアがINF条約に違反してミサイルを持つことの危険を理解しているからだ。」

「我が国だけが条約を遵守するつもりはない。我々は軍事的な対抗手段を整えなければならない。NATO加盟国や他の友好国とも一緒に、ロシアが違法な兵器によって力を持つことを阻止しなければならない。」
と述べた。

一方で大統領は、

「我が政府は実効性のある軍縮の為に努力し、合衆国や同盟国の発展に務めてきた。軍縮を国の安全に役立つものにするには、関係各国が義務を完全に履行しなければならない。そのためなら我々はいつでもロシアと話し合う用意がある。そうした話し合いができれば、経済、貿易、政治、軍事のあらゆる面で、かつてない素晴らしい世界が開けるだろう。」

とも指摘した。

マイケル・ポンペオ国務長官は金曜日、アメリカがINF条約に定められた義務の履行を2月2日から中止すると述べた。