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ロシアがトルコにミサイルを売却 F-35も撃墜可能

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ロシアのプーチン大統領は、S-400地対空ミサイルを25億ドルで売却する決定をした。このミサイル売却にあたっては、アメリカやNATO諸国から売却に反対する意見が出ていたが、プーチン大統領はこれを押し切った形だ。
プーチン大統領は、トルコへの2日間の訪問の冒頭で、「S-400トライアンフ・ミサイル・システムのトルコへの売却契約の履行は、軍事技術協力の面で最優先事項だ。」と述べた。
この契約が米国などがロシア国営企業による軍用装備の売却に対して実施している経済制裁に抵触するものであるかは、今のところ不明である。
これより先にロシアのウシャロフ大統領補佐官はトルコのエルドガン大統領がS-400地対空ミサイルの早期の引き渡しを求めていることを明らかにした。同ミサイルはアメリカのF-35戦闘機をも撃墜することができるという。
同補佐官は、「トルコはミサイルの調達を非常に重視している。ロシアはトルコの要望に応えるべく売却手続きを進める予定だ」と述べ、2020年初めにも引き渡しを完了することでトルコ政府と合意していることを明かした。



プーチン大統領のトルコ訪問では、国際紛争と軍事技術協力が重要な話題になるだろう。その中で我が国のS-400トライアンフ防空システムの供給やその他の軍事技術協力が話し合われることは間違いない」
火曜日、プーチン大統領アンカラでエルドガン大統領と対面、ロシアがトルコのアックユに建設する原子力発電所の起工式を行った。
プーチン大統領は、ロシアの原子力発電会社ロサトムが建設するこの原子力発電所は2023年に稼働予定であるとし、
「2023年はトルコの建国100周年にあたる。ロシア及び友人であるトルコは2023年の稼働に全力を注ぐことを約束した」
水曜日にはイランのロウハニ大統領も交えて3者による会談を行い、シリア政策について話し合った。