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グロックが米軍モデルの新型拳銃を発表

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グロック社は武器の展示会SHOT SHOW 2018において新型拳銃G19Xを公開した。
新型のモデルは、アメリカ陸軍の新拳銃モジュラー・ハンドガン・システムのコンペティションに参加するために開発されたもので、コンパクトなスライドとフルサイズのフレームをもつ。
グロックコンペティションではシグ・ザウエルに敗北し、制式採用とはならなかった。
グロック19はアメリカの特殊作戦部隊がその信頼性とコンパクトさを高く評価している。19xは、手が大きいユーザーのためにグリップの仕上げを改良し、延長して装弾数を増やした弾倉を使うことができる。
従来のグロック19の装弾数は15発であるのに対し、19xでは通常の弾倉で17発、延長弾倉は19発が装填可能である。
グロック19xは同社製品では初となるコヨーテ・タン・カラーに着色されたスライドになっている。「nPVD」といわれる技術でコーティングされたスライドは、錆を防ぎ、化学薬品に強く、過酷な環境下での使用に耐える。
さらにGLOCKマークスマン・バレルという新しい銃身を装備。ライフリングと銃口部分を改良し命中精度を向上させているという。左右両手対応のスライド・ストップ、リテンション用のランヤード・ホールも備えている。
米軍向けモデルと異なるのは、フレームにマニュアル・セイフティがついていないことである。
小売価格は749ドル。