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ニジェールでグリンベレー隊員が伏撃受け死亡、国防総省が確認

f:id:mil-info:20171007214107j:plain国防総省は金曜日、中央アフリカニジェールにおいて米特殊部隊員3名が現地軍部隊と共にパトロール中に敵の伏撃を受け死亡したと発表した。
10月6日付けの国防総省プレスリリースによると、死亡したのはブライアン・C・ブラック軍曹、ジェミレア・W・ジョンソン軍曹、ダスティン・M・ライト軍曹。いずれも第3特殊作戦群(フォートブラッグ)所属でニジェールの軍事顧問として派遣されており、10月4日ニジェール南西部においてパトロール中、敵の射撃を受けて戦死した。

米アフリカ軍当局によると、他にも負傷者が2名あり、ドイツの軍病院に搬送されている。
米アフリカ軍は敵について名指ししていないが、攻撃を仕掛けたのはアルカイダ系組織の「イスラムマグレブアルカイダ(AQIM)」とみられ、同組織は隣国マリとの国境付近で活動しており、ニジェールへの越境攻撃を繰り返している。
死亡した3名は米軍が2013年にニジェールに介入して以来、初めての戦死者。
隣国のマリではフランス軍1600名とアメリカの軍事顧問が現地軍部隊を支援しているが、AQIMは越境攻撃を繰り返し、勢力を拡大しようとしている。