カブール空港で襲撃。マティス国防長官狙う
ジム・マティス米国防長官は水曜日、アフガニスタンを電撃訪問した当日、カブール空港が襲撃を受けたと語った。迫撃砲、ロケット、自爆ベストなどによる攻撃が長官到着から数時間後に行われた。マティス長官らはスケジュール通りの行動を取らなかったため攻撃を免れたという。
マティス長官は空港から数マイル離れた大統領宮殿においてストルテンベルクNATO事務総長及びガニ大統領と会談し、引き続き連帯して対応にあたることを確認した。
今回の襲撃にはタリバンとIS双方が犯行声明を出しているが、マティス長官はタリバンの仕業であると断定した。タリバンのスポークスマンはツイッターで、マティス長官を狙ったことを明らかにしている。
アフガニスタン当局によると今回の襲撃ではロケット40発が撃ち込まれ、ハンガーやヘリコプター数機が損傷。付近の民間人11人が死亡、タリバン側も3名が死亡したとみられる。