ミリタリー・インフォ☆☆世界軍事情報☆☆

世界の軍事に関するニュースを速報紹介。紛争レポート、最新装備、タクティカルシューティングなどミリタリーマニアにオススメの情報盛りだくさんのニュースブログです。

アフガニスタンで自爆テロ 36人死亡

f:id:mil-info:20180618110533p:plain
アフガニスタン自爆テロが発生、当局によると36人が死亡した。当日は祝日のため停戦が合意されており、これを祝うために集まっていたタリバンの兵士たちを狙ったものと見られる。現地の東ナンガハル県当局によると死者以外にも65人が負傷しているという。
タリバンの戦闘員たちはラマダン明けの祝日に伴う3日間の停戦を祝うために集会を開いていた。彼らを狙って自爆テロを実行した犯人からの犯行声明は出ていないが、今回の停戦に合意していないイスラム国( IS)グループの犯行である可能性が高い。



テロ攻撃の後、アフガニスタンのガニ大統領は停戦の9日間延長を宣言したが、タリバンはこれに対して沈黙している。
アフガン和平高等評議会(HPC)の議長は、タリバンに対して停戦延長を受け入れ、和平プロセスに参加するよう求めている。
「HPCはタリバンが自ら停戦延長を宣言することを期待している。タリバンとアフガン政府はこの数週間、停戦延長について率直に話し合いを重ねてきたからだ。」
タリバンはここ数年で勢力を拡大してきた。多くの地方を制圧し、毎日のようにアフガン治安部隊に攻撃を仕掛けている。しかし最近2年間では、ネット上に投稿される写真やビデオなどを見る限り、タリバンの戦闘員たちはアフガン政府の兵士や市民たちとともに停戦を尊重しているようだ。
タリバンの指導者は、戦いを終わらせるための話し合いを続けることに関心があると様々な場面で表明しているが、アフガニスタンの傀儡政府ではなく、アメリカと直接話し合うことを求めている。また、全ての外国軍隊のアフガニスタンからの撤退を要求している。