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日本がロシアの懸念に反論 イージス・アショア導入で

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日本の外務省は、日本が導入予定のミサイルシステムであるイージス・アショアについて「専ら自衛のために我が国独自に運用するもので、ロシアなど特定の国を想定したものではない。」との考えを示した。
ロシアのラブロフ外相は月曜日、日本に導入されたイージス・アショアの運用にアメリカが関与するのではないかとの懸念を示していた。同外相はロシアと日本の安全保障担当者による話し合いを求めている。
日本の外務省スポークスマンは、「ミサイルシステムは国民の生命および財産を守ることを目的としたもので、専ら自衛目的である」とし、「システムは我が国が独自に運用するもので、特定の国を想定したものではない。ロシアもそうだ。このことは昨年11月の日露外相会談でロシア側にも説明済みである。」と話した。
またロシアとは長年の懸案である北方領土問題を解決し、平和条約を締結するために今後も話し合いを継続していく考えを示した。
日本の小野寺防衛大臣もまたイージス・アショアについて「弾道ミサイルの危険から国土を防衛する目的に限定したものだ」と語った。
昨年の12月、日本政府はイージス・アショア・システム2基の導入を決定した。2基のシステムは日本の秋田県山口県に2023年までに導入される予定。また併せて射程1000kmのSM-3 Block2ミサイルを取得し、イージス・アショア・システムと組み合わせて運用する。