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AAVの火災事故で海兵隊員が負傷

f:id:mil-info:20170914210846j:plain水曜日、米カリフォルニアのキャンプ・ペンドルトンで訓練中の米海兵隊水陸両用車AAVが炎上、海兵隊員15名が負傷した。うち5名は危篤状態。

当局発表によると負傷者はカリフォルニア州立大の火傷治療専門施設2箇所に搬送され、治療中。負傷した15名のうち5人が危篤、重傷7名。
第1海兵師団の広報官は「迅速かつ適切に対応してくれた民間及び軍の救急隊員に対し、師団として感謝する。事故に遭った隊員とその家族と思いを同じくして祈っている」と述べた。発表によると事故は訓練中の朝09:30に発生。海兵大隊が実施した緊急対応演習での上陸訓練中であった。乗員は同大隊のC中隊所属。


AAVのクラスAの重大事故は、2013年9月16日に弾薬に引火して1名が死亡した事故以来。それ以来、海兵隊は原因となったMK-154地雷処理装置の使用を中止していたが、数週間前から安全性を向上させた改良型のMK-154mod1を導入したばかりだった。

師団広報は今回の事故の原因については調査中としている。

なお同型のAAVは日本の自衛隊も採用を決めている。